先生たちの直接行動
ロンドンの北西にあるウェンブリーという町で、地域のスポーツグラウンドに私立学校(アカデミーと呼ぶ)が建てられそうだということで騒ぎになっているようです。
このスポーツグラウンドでは200円くらいで3時間ほどスポーツを楽しんだり指導を受けたりできるということでよく使用されています。でもなぜか役所はうまく使われていないと思ったようで、フランスとスイスの大金持ちがやっている慈善団体に経営を任せる形で、ここに私立学校を建てることに決めたのです。
このグラウンドがあるのが、ウェンブリーの北側で、裕福な層が多く住んでいます。南側がお金に困っている人がたくさん住んでいる上に、90代に4つの公立中高学校(secondary school)が廃校になっています。「みんなのスポーツ施設を守れ」「学校は北ではなく南に建てるべき」「みんなの税金を使って大金持ちに経営をまかせるな」と住民や先生たちが怒っているのです。
スローガンは「NO ACADEMY,SAVE OUR SPORTSGROUND」
「私立学校(アカデミー)はいらない、わたしたちのグランドを守れ」
その抗議行動の形はテントによるスポーツグランドの占拠や、木に登ったり、同時にいくつもの場所で占拠をする「フラッシュテント」などのもの。
http://youtube.com/watch?v=UiN6LwA8_9g&feature=related
1年も前から始まっているこのhttp://www.tentcityoccupation.co.uk/:キャンペーンはすでに何度も排除されては別の場所に移動したり、同じところにまた出現したりしている。
http://jasonnparkinson.blogspot.com/
http://indymedia.org.uk/en/2008/07/404002.html
まだキャンペーンは続くようですが、とりあえず南に学校が作られることが決まったようです。先生やりましたね。